★ 飯塚にて!嘉穂ブラスその2!
朝早くホテルで目を覚ます。今日の嘉穂ブラスの演奏会は午後から。昨日の演奏も素晴らしかったので午前中のリハーサルは他の曲の練習を優先してもらおうと伺わずホテルにて遅れている作品のスケッチを。お昼前にホールへ伺い顧問の伏見宣秀先生とお弁当を食べながら打合せ。何と選べる“ふりかけ”付き。昨日の演奏はとても高い完成度ではありましたが、更に少しだけ“可能であれば”ということで伏見先生に気持ちをお伝えしました。伏見先生は「やはり、そうでしたか!私も感じていました。」という流れになり今日の本番は昨日とまた一味違った演奏になりそうで楽しみ。
開場時間の少し前に久留米市を拠点として活動する、くるめシティブラスのお二人が会場に駆けつけてくれました。女性の方は有名な「永瀬りえ」さん。永瀬さんと言えば【トリプルあいす】のテーマを考案し名付けた人。演奏会は他県からも多くのお客様が。昨日も今日も満席で嘉穂ブラスの人気が判ります。委嘱作品【ファンファーレ「未知への飛翔」】は昨日以上にハートフルな演奏。これ以上は表現の限界ではないか!と思えるほどの歌い込み。伏見先生と生徒さんの信頼関係の伝わる情熱的な演奏でした。又、学校関係者、卒業生の皆様もとても作品を気に入ってくださり毎年演奏会で演奏することが決定するばかりか、校長先生のご意向もあり明日行われる全校集会でも臨時に全校生徒の前での披露が確定したようです。今日で引退する予定であった3年生は本番がまた1つ増えたことに!予想以上の反響で嬉しい反面、恐縮してしまいました。これも素敵な演奏をしてくださった伏見先生と生徒さんのお陰ですね!
夜はこちらも臨時ではありましたが3年生を送る会という3年生と保護者の皆様、そして顧問の先生方のみが出席するパーティーにも出席させて頂くことに。3年生が1人1人スピーチする楽しかった出来事、辛かった出来事、そして何よりも今日まで続けて来て良かったという笑顔と涙を見て、私も涙ぐんでしまいました。「毎日朝早く美味しいお弁当を作ってくれたお母さん、送り迎えをしてくれたお父さんに感謝しています」といった家族への言葉は誰もが涙しました。 又、今まで伝えるきかっかけがなかった仲間たちへのメッセージも多く新たな「絆」が生まれた瞬間でもありました。生徒さんも素晴らしいですが、音楽だけではなくこういった感謝することを大切に指導された伏見先生の素晴らしさも改めて知り感動しました。私自身、生徒さんの一生懸命に語る言葉が聴けて、たくさんの勇気を頂くことができました。こういった想いで音楽を奏でる生徒さん、今日の演奏が素晴らしかったのは、当然のようにすら感じます。
2次会は福岡工業大学吹奏楽部指揮者の柴田裕二先生も駆けつけてくださり伏見先生、保護者の皆様と共にワインパーティー。写真は台湾でもご一緒させて頂いた現役を支える卒業生名コンビの大庭さん(左)と山ちゃん(右)。この他にも卒業生が一丸となって現役を支えていることがよく伝わる2日間でした。最後は昨日は実現出来なかったラーメン終止、替え玉付きを!満足の福岡3日間でした!