Archive for the ‘日記’
5月 14, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◇ 日本吹奏楽指導者クリニック【第1日目】 はコメントを受け付けていません
5月 12, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
台湾よりメール! はコメントを受け付けていません
5月 11, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
台湾での衝撃的な体験は一週間経った今でも鮮明に覚えています。たった3日間の練習しかご一緒できなかった両バンドの演奏者たちの表情も不思議と記憶から離れません。デビューからちょぅど10年目となった私にとって新たな目標を頂いた機会だと感謝しています。さて、私が吹奏楽界に「デビュー」した、いや、させて頂いたきっかけは21世紀の吹奏楽第4回“響宴”です。その時には【ディメレンタスII】という序曲形式の、まだ私の代名詞となった〈八木澤コラール〉も確立されていない時代の作品。大学一年生の時に当時お世話になっていた千葉吹奏楽団よりの委嘱で書かせて頂いたものです。後に千葉吹奏楽団には【カッパドキア】を恩返しも兼ねてプレゼントさせて頂いているので、こちらの方が同団を紹介する意味で皆さんには親しみ深いかもしれません。人との縁が広がり常に現場で経験・勉強させて頂きながら今日の活動に至った私ですが、本当に多くの素晴らしい音楽家、吹奏楽指導者の先生方にお世話になり、影響を受けてきました。
台湾のこともあって久しぶりに「デビュー」当時のことを感慨深く想い、今日は懐かしさもあって今後の人生を占うことになった市川市立新浜小学校吹奏楽部との出会い、26歳であった私がその体験を日記のように書いた【新浜小学校吹奏楽部を応援するページ】を読み返してみました。とても新鮮な感覚、体験をフレッシュな気持ちで書いていますので乱筆ではありますが、宜しければご覧ください。そう、当時、同小学校吹奏楽部の顧問でありご指導をされていたのは「田川伸一郎」先生。名も無い私が日本中に知られることになった【吹奏楽のための音詩「輝きの海へ」】の考案、委嘱者であり、同作品で同吹奏楽部を文部科学大臣賞(全国第一位)を受賞に導いた先生でもあります(写真は2002年TBSこども音楽コンクール文部科学大臣奨励賞受賞記念演奏会サントリーホールにて)。これまで素晴らしい先生方にはたくさんお会いしましたが、田川先生との出会いは〈八木澤コラール〉が生まれるきっかけにもなったこともあり特に衝撃的なものです。田川先生との出会いがなければ当然今の環境はありませんし、これまで【輝きの海へ】を通して広がった数々の貴重な「縁」も無いでしょう。正直、あの時、田川先生と出会っていなかったら…と想うとゾッとします。人と人との縁はほんの瞬間的な小さなきっかけ。私は本当に運が良かったとしか言いようがありません。
さて、日記のタイトルが「尊敬する音楽家」となっていますが、もちろん「田川伸一郎」先生のことです。「音楽家」と書いているのは意味があり、新浜小学校より転任された私の母校でもある市川市立真間小学校吹奏楽部をたった二年で全国第一位に導かれた後、本年、自らの意志で退職をされ先生は新たな環境で活躍されているからです。現在は「スクールバンドサポーター」という肩書きで活躍されていますが、田川先生ご自身のブログによると「バンドディレクター」と名乗らない理由は“「ディレクター」には「上から引っ張る。指揮する。」といった意味合いが含まれています。私は、これまでの教員経験とバンド指導経験を生かし、それぞれのバンドの実情・顧問の先生の夢や悩みに寄り添いながら、顧問の先生と「同じ目線で」バンド指導のお手伝いをする「サポーター」です。”と書かれていて、これまでは当然ながら赴任された小学校のみに力を注がれていた、あの音楽性がより多くのバンドに伝導されていくのではないか、と私はワクワクしているところです。【輝きの海へ】が完成し、スコアをお渡しした翌日早朝に田川先生からお電話を頂きお話しすると、作曲した私以上にスコアの細部まで熟読され音楽を把握されていたのには驚きと共に「感動」がありました。二年目に書かせて頂いた【吹奏楽のための詩曲「はてしなき大空への讃歌」】の時も同様です。赴任された数々のバンドが子供とは思えぬ名演を残されたのは田川先生の子供たちへの愛情と共に、単にゴールの見えない練習をするのではなく、田川先生の持つ音楽に具体的なゴールを持った子供たちが目を輝かせながら追いかけているからだと私は思っています。私のホームページで新浜小の【輝きの海へ】を提供しなくなった現在では「本当に小学生が演奏したのですか?」と半信半疑なご質問をされる方も少なくありません。You Tubeで演奏が配信されているのを発見しましたので、この機会に既にご存知の方も初めての方もぜひご拝聴ください。奇跡を体感できます。又、田川先生のブログでは吹奏楽指導でお悩みの先生方にとって必見な情報が多々載っています。まだ開設されて間もないご様子ですが今後は「吹奏楽バイブル」になると確信しています。
●田川伸一郎先生のブログ
●You Tube:吹奏楽のための音詩「輝きの海へ」田川伸一郎指揮、市川市立新浜小学校吹奏楽部
◇ 尊敬する音楽家 はコメントを受け付けていません
5月 05, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
○ 羽島北高校の定演! はコメントを受け付けていません
5月 04, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
○ 阿倍野高校の定期演奏会! はコメントを受け付けていません
5月 03, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
▽ 台湾 第7日目→関西へ帰国! はコメントを受け付けていません
5月 02, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◎ 台湾 第6日目【第4回台湾クリニック・中学校コンクール審査】 はコメントを受け付けていません
5月 01, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
本日は台北の三重市で開催される第4回台湾クリニックにて公開講座(マスタークラス)と本日のメインイヴェントである中華民国空軍楽隊(The Air Force Band)の客演指揮があります。士官長の劉之傑さんの指揮で1曲、秋山紀夫先生の客演指揮で1曲、そして私の指揮で4曲+アンコールという流れ。秋山先生と同じ舞台に参加できるのも夢のようなことです。又、同時に数十年かけて秋山先生が築かれてきた海外との親交と信用を考えるとこのメインステージで私がミスをする訳にはいきません。緊張と気合いの入り乱れた不思議な心境の中、午前のリハーサルを無事に終えました。
午後になると、いよいよ台湾クリニック開始。クラリネット奏者の三浦幸二さんが行う公開講座(マスタークラス)が始まることもあり次第に人が増えてきます。ウインドアートのブースにも訪問者が見え始めました。三浦さんの公開講座は会議室で行われましたが満席。武蔵野音大の後輩である吳家雯(ケリー)さん(台湾のサクソフォーン奏者)が本日より通訳としてヘルプしてくれて的確に三浦さんの説明を受講者に伝えています。三浦さんはクラリネットの入門編に重点を置いて進めていましたが多くの受講者から質問攻めにあうほどの濃い内容。
終了後は私の公開講座。私の方は大ホールと中華民国空軍楽隊をモデルバンドとしてご用意頂いたので、せっかくなので夜の演奏会に絡めた内容にすることにしました。東北福祉大学吹奏楽部音楽監督の松崎泰賢先生もいらしてくれているので委嘱作品【ヘリングの朝】を使用することにしました。資料を作成し配布。45分の限られた中で吳家雯(ケリー)さんの通訳で作曲の経緯、作品のストーリーを解説。断片的なテーマをバンドに演奏して頂きます。そして松崎先生を初演指揮者ということでご紹介し作品へのアドバイスもお話頂きました。秋山先生もご多忙の中ご来場くださり激励を頂けました。写真(左)は松崎先生が福祉大の学生へ台湾クリニック記念デザインTシャツをお土産に購入しているところ。写真(右)は左より士官長の劉之傑さん、台湾クリニック主催者の黄健能さん、私、三浦さん。
夜からは演奏会が開始。ウインドアート出版のブースにも多くの訪問者が。何と空軍のメンバーもたくさん買ってくださっているのです。士官長の劉之傑さんをはじめ隊員の皆さんは“今回初めて八木澤さんの曲に触れました。他にも聴きたい、演奏したい”と笑顔で話しかけてくれます。もちろん今日は吳家雯さんが完璧に通訳してくれています。神長さんは“持って来たCDがもうほとんど無い。どうしょう…”と泣きそうです。止むを得ず[売切れ]の広告を出して対応。台湾の大学生バンドの演奏が終わり、本日最終プログラムである中華民国空軍楽隊。リハーサル通り息の合った演奏が出来てラストを飾った【ヘリングの朝】では渾身の熱演となりました。今までの英単語と歌って説明するコミュニケーションでは音の形や音量、フレーズ感は説明できても曲のストーリーは伝えることはできません。ですが本日の公開講座で吳家雯さんが私のイメージを中国語で細かなニュアンスまで伝えてくれたからこそ、なぜ私があそこまで必死に汗をかきながら伝えていたのかが判ったのだと思います。八木澤コラールが鳴り響き聴衆の大歓声と共に幕を閉じました。普段、厳しい松崎先生も本当に素晴らしかった、と喜んでくださり今回の任務を無事に終えることができたのだ、と感慨深く思いました。終了後は大宴会。写真は秋山先生と鍋。そして隊員の皆さんと共に。あとは明日の午前中のコンクール審査のみ。身体が物凄く痛いしクタクタです。実は明日の朝一番で松崎先生は帰国されます。三浦さんと3人で2次会を行い、松崎先生無しでは今回の成功はなかったと感謝の気持ちを込めての乾杯!この台湾旅行では松崎先生の新たな一面も垣間見ることが出来て本当に楽しかったです。
◎ 台湾 第5日目【第4回台湾クリニック・客演指揮&公開講座】 はコメントを受け付けていません
4月 30, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◎ 台湾 第4日目【本番】 はコメントを受け付けていません
4月 29, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
● 台湾 第3日目【練習2】 はコメントを受け付けていません