★ シカゴ(第1日目)
シカゴのオヘア空港に到着したようです。東京を15日の18時に出発したのに11時間経ったにも関わらず、時間が戻って今は同じく15日の15時頃。機内のアナウンスも良く判らず、そして入国カードらしきものを2枚とパスポートを片手に入国審査へ。ちなみに入国カードは全て英語のため書き方が正しいのかも不明。とりあえず判らないものは判らない、という信念のもと混んでいる列に並ぶ。“信州のミヤサカ”こと音楽社の宮坂さんに言わせれば“遣隋使だとか昔の人たちの苦労に比べればシカゴ行きなんて大丈夫だよ!”とのこと。確かに昔の人々はスゴイですねぇ。しかも飛行機とか無かったですし…。そんなことを考えながら順番を待ち、入国審査へ。かなり多くの質問をされました。英語の本などに載っている聞き方は全くされず…。かなり困りました。やはり現場ですねぇ。“何故ここへ”と言うので、定番の“サイトシーィング!”と言うと、“シカゴ以外にもフランス、イタリアでも良いのでは?”というようなことを言って話題を発展されられます。なのでそれから先は全ての質問に“だって来たかったんだもん!”と日本語を連発。しばらくすると混んでいたからなのか、係員はお手上げのポーズをして、通してくれましたぁ。
無事に入国
荷物も無事に受取りタクシー乗り場へ。約30分でPalmer House Hilton Hotelへ到着。何とかチェックインをすると置き手紙を受け取りました。一つは神長さんからのルームナンバーの書いてあるもの、もう一つはデ・ハスケ社からのもの。又、三浦幸二さんの伝言も受け取りました。デ・ハスケ社からはミッドウエスト・クリニックへ参加するための参加証のようなものが届いていました。ミッドウエスト・クリニックは参加費が100ドル(何故か浜松のクリニックよりも安い)かかりますが、今回はデ・ハスケ社の関係者として無料で参加できるようです。最上階に位置する部屋に到着すると豪華な雰囲気に大満足!この大きなベットと部屋を1人で使用しても本当に良いのか!と思うほどの贅沢感のある創り。早速、三浦さんと、神長さんに電話し部屋に呼んで明日からについての緊急会議を行いました。三浦さんのニューヨークからシカゴへ向けての武勇伝を聴いていると夜の会合の時間。本日の夜は今回のシカゴに向けて多大なお世話を頂いたテーヌ商会の波川さんご夫妻、同じくテーヌ商会の伊東さんと共にドイツ料理を食べることになっています。作品集【ペルセウス】の件でデ・ハスケ社と関わりを持った名古屋ウィンドシンフォニーの代表でもある三浦さんをテーヌ商会の皆様とお引き合わせをしてディナーに同行することになりました。
この会合には今回初めてお会いすることになる大阪市音楽団の三宅さん、高畑さんも加わり美味しい食事とお酒を楽しみながら明日に向けての情報などを伺うことができました。明日からの期待と不安が益々膨らみ、どんな世界が見えるのかワクワクします。
ホテルに向かうと神長さんご夫妻と再び合流し2次会ということでホテルの隣にあるパブ(こちらで言う居酒屋)に行きました。3品しか頼んでいないのに量の壮大さに圧倒されました。4人でも3割くらいしか食べられず(ちなみに隣のテーブルの方は普通に私たちが頼んだもの以上を食べていました…)残りは三浦さんがホテルに持ち帰り朝食としたようです。3次会は身の危険を感じたのでホテル内のバーで三浦さんと2人でワインを。神長さんは恐いから部屋に帰る、と言って戻って行きました。日付は変わらなくても実際は2日経っている不思議な状況を感じながらも長い1日を終えました。