☆ シンガポール第3日目【本番】

今日は12時に待合せをして昼食を取ってからいよいよ今回のメインである【Satoshi Yagisawa “LIVE”】のコンサート本番。既にチケットは完売し満席になるという話とVIP来賓用のサインをしながらのランチ。大きくてパクッと食べれないハンバーガーほ食べましたぁ。会場はVictria Concert Hallという歴史のあるホール。練習開始まで時間があったので客席で休憩。写真はホールの音響に関して語るNTU Symphonic Band(大学)の指揮者である大浦武洋先生とクラリネット奏者の三浦幸二さん。後ろに見えるのは本番で1曲自作自演をするため必死に譜読みを行うウインドアートの神長一康さん。体調は今日も微妙とのこと。薬を飲んでの参戦とのこと。
リハーサルの時間は限られていました。楽器の配置や音響が違うため多少戸惑いもありましたが“本番は音楽で会話をしましょう!”と呼びかけ、約束事の確認のみとして、後はお互いの呼吸を感じてライヴを楽しむことにしました。写真はリハーサル。

リハーサルを終えると何かとバタバタ忙しい。お弁当(日本のカツ弁当)を数分で食べて、新聞社の取材などを受ける。そうしているとNTU Symphonic Bandの学生さんたちが遂に話しかけてきてくれました。写真を撮ったりサインをしたり40分をコミュニケーションの時間として本番ギリギリまで過ごしました。学生さんの中の数人は昨年の精華女子高等学校吹奏楽部のクラリネット指導の時に見学に来ていた方と偶然な縁まで発覚。そう、あの時に一緒に藤重先生と共に“お休みのポーズ”で写真を撮ったメンバーなのです。又、学生さんたちは私のCDを以前から持っていたようで片手に持ちながら話しかけてくれる。しかも“写真とってください”“サインください”と日本語まで覚えて来てくれているのです。更にはパーカッションパートには交換留学生として、たまたま今回の本番に乗ることになったという秋田の大学に通う学生さん(後にハルナぴょんと命名)とも出会い、彼女は東北福祉大に先輩や友人がいるといった不思議な縁まであり、更には尚美卒業で現在シンガポールに留学中の鶴田灯さんまで舞メンバーに加わったのです。この時間はリハーサルよりも重要な濃い時間となりました。写真は在シンガポール大使館・特命全権大使を務められる山中誠氏ご夫妻と共に。今回は山中氏をお招きしてのコンサートということでとても注目される公演となりました。

本番にはユーフォニァムの三浦徹先生も駆けつけてくださり興奮状態の満席の聴衆に囲まれて無事に終えることができました。ライヴならではのキズも少々ありましたが、集中力の高い演奏とエネルギッシュな音楽が客席に響き渡りました。今の語学の問題を抱える私にとってはベストを尽くせたのではないかと思います。演奏者の熱意はもちろんですが大浦先生のサポート、三浦徹先生のアドバイス、そして三浦幸二さんや神長さんがいなくては成功は無かったと思います。関係者の皆様に心より感謝しています。演奏終了後はお客様へのサイン会と写真撮影をホール使用時間限界まで行い、今回の任務を無事に終えることが出来ました。終了後は関係者で打上げ。シンガポールでは学生さんを含めた打上はやらないとのこと。せっかく意志が伝わり出したのに残念!でも、舞台上でたくさん音で会話できたので良かったです!改めて音楽は“ハート”だと感じた旅となりました。最終的に昨日同様に三浦さんと2人で2次会を行い、さすがに疲労がありホテルで休むことに。でも明日は5:45にホテルを出発。2時間くらいしか眠れない…。とにかく楽しかった!


11時に三浦さんとホテルのロビーで待合せ。昨日の状況など話すと「八木澤さんならば大丈夫ですよ」と私が自信を失わないように気遣いをしてくれる。Steven Phua氏とNTU Symphonic Band(大学)の指揮者である大浦武洋先生を三浦さんとお引き合わせ昼食。




学校へ到着し明日演奏して頂く


夜はユーフォニァムの三浦徹先生、指揮者のDouglas Bostock氏も含めて皆でホテルのBARで前夜祭。色々な言語が混ざる話題に包まれ深夜12時過ぎに解散。神長さんは相変わらず体調が良くないということなので(ちなみに日本でも調子が良い、という返事を聞くことは年に2〜3回程度なので口癖なのかもしれません)三浦さんと2人で2次会。そして3次会と深夜3時まで行いました。シンガポールは日本よりも街が美しいし治安も良く安心した生活が出来ました。三浦さんに本番に向けてのアドバイスを頂き最終チェックの時間となりました。ちなみに三浦さんは英語ペラペラで店員の女の子と仲良しになっていました(笑)。

午前10時にSteven Phua氏の車で現在、吹奏楽曲の委嘱を頂いているYuying Secondary School(中学校)へ訪問することになりました。学校長や顧問の先生方にご挨拶をした後に生徒さんたちにもお会いしました。最初はとても大人しかったのですが後半は心を開いてくれて笑顔になっていたので良かった。“やぎりんオリジナル・ステッカー”もブレゼントしたら、とても喜んでくれました。写真撮影やサイン会を終えると、もう次の予定の時間!急がないと!
昼食は元・東京佼成ウインドオーケストラで指揮をされていたDouglas Bostock氏と共に。氏とは2003年の京佼成ウインドオーケストラの演奏する【ザ・ウエスト・シンフォニー】のDVD収録以来の再会。私のことを覚えていてくださり、アジア各地で作品が頻繁に演奏されていることを喜んでくださっていました。氏は日本での生活が長かったこともあり日本語もかなりお話になります。
午後からは現在、4月に開催される吹奏楽コンクールに向けて【輝きの海へ】を練習されているYishun Primary School(小学校)へ激励に。指揮は昨日インドネシア料理をご一緒したMohd Faizal氏。顧問の先生も含めて記念撮影。
さて、いよいよ演奏を聴かせて頂くことに。ですが何と通訳の方がいない…。そんな…。写真は必死になって“ヤギ語”で情景を説明している私…。しかしながら演奏は想像をしていたよりもとても素晴らしい!小学生とは思えないレベルで、特に表情豊かな表現とFaizal氏の指揮が深くて良かったです。練習終了後は写真撮影とサイン会。午前中も感じましたがサインを求める姿勢が日本とは違います。日本の場合は列になって順番を待つパターンが多いですが、こちらは私の周りを囲い我先にと色紙や楽譜などを手を伸ばして渡してくる形式。日本では芸能人でない限りこのようなサインの求められ方はしないでしょう。。。今回も“やぎりんオリジナル・ステッカー”をブレゼント!








明日はいよいよシンガポールへ旅立つ日。ですが今日は東京ミュージック&メディアアーツ尚美の謝恩会のために東京プリンスホテルまで行きました。明日の準備がまだ完全ではないので不安を持ちながらの参加でしたが、師匠である佐藤正人先生がいらしていたので結局遅くまで呑んでしまいました(笑)。 写真は佐藤先生と!


旅が終わり遅れていた作品を誠意を持って進め一段落着いた本日、何とクラリネット奏者であり、大学の先輩でもある三浦幸二さんが再び東京にいらっしゃるという情報をキャッチ。しかも前回の本八幡のBARを気に入ったご様子で再び本八幡にいらっしゃる雰囲気。これはご接待をしなくては!三浦さんの本八幡到着に合わせて事務作業を終わらせ駅にお迎えに!そして食事をされていないとのこと!時々利用している生のオリオンビールが呑める本当に美味しい沖縄料理店をすぐに予約。今日は珍しく地元のメニューを写真に収めてみました。写真は三浦さんとポークチャーハン。下記の写真群はパパイヤのサラダ、とうふよう、海ぶどう&ゴーヤチャンプル、そしてソーキソバ!他にもたくさん三浦さんに食べて頂き彼はとてもご機嫌!特に、海ぶどうが好きだったようで、こんなに新鮮なのをたくさん食べれて幸せとのこと!又、珍しい“ハブ酒”を呑んで頂いたり泡盛などお薦めして呑んで頂きました。三浦さんはかなり酔ったご様子でドイツ語しか話さなくなっていました…。





今年になって一番初めに完成した作品は北陵ウインドアンサンブルの委嘱作品【パンドーラの箱】。そうギリシャ神話でお馴染みの有名なお話です。団体名が一見、一般バンドのように感じますが茅ヶ崎北陵高等学校の部活名称で演奏するのは高校生です。顧問であり指揮者の丸山透先生とは年末の忘年会以来の再会となります。本日は引き続きクラリネット奏者の三浦幸二さんも行動を共にします。忘年会で丸山先生に出会って以来、そのお話に興味を持ち一度練習を訪れてみたかったとのこと。プロの奏者なのにこの謙虚でフットワークの軽い姿勢は本当に尊敬できます。その姿勢に敬意を表して松本〜新宿までの乗車券&特急券をプレゼント!記念に写真撮影!三浦さんは社内でおにぎりを2つミックスサンド、カツサンドなどかなり食べていました。仕上げにアイスも食でてフルコースです。恐るべし!


今日は名古屋から松本へ。このツアー7日目となります。仙台〜札幌〜名古屋〜松本となかなかハードです。松本駅に到着すると音楽社へ向かい信州のミヤサカで知られるヤリ手営業マンの宮坂さんにご挨拶と共に注文していた指揮棒の選定。なかなか地元で楽器店に行く機会が無いので、こういった機会に購入するのが一番。宮坂さんは指揮棒に関しても知識が豊富で本当に凄い。来週のシンカボール遠征用に宮坂さんに相談しながら3本ほど購入させて頂きました。視野新は指揮棒を吟味する宮坂さん。さて、松本は現在、数年ぶりの大雪、こんな季節外れに異常気象です。実は今日の夜は昨日も一緒だったクラリネット奏者の三浦幸二さんが松本にいらっしゃいます。宮坂さんに言わせると三浦さんがシカゴから雪を呼んだ!とのこと。
夜は松本市民吹奏楽団の定期演奏会の練習。そして終了後は三浦さんをゲストに招いての懇親会。三浦さんはこの“やぎりん日記”を愛読していることから松本名物の山賊焼き、馬刺を食べるのが夢だったとのこと。遂にその夢が叶います。写真は生姜焼き丼を食べる前の三浦さん。大雪にも関わらずクラリネットパートを中心としたメンバーが懇親会に参加。三浦さんと色々な話で盛り上がっていたようで良い機会となりました。


ちなみに前回、松本市民吹奏楽団の練習後に開催された宴会にゲストにいらしたのはトランペット奏者の依田泰幸さん。依田さんと、三浦さんは偶然にも武蔵野音大の同期で共に私の一つ上の先輩となります。上記は前回の懇親会の様子。
今日は愛知県立春日井西高等学校吹奏楽部定期演奏会の客演指揮の練習日。飛び回る生活のため今日しかタイミングが合わず、あとは本番の練習のみとなります。同高校の顧問である橋本毅先生はデビュー当時から応援してくださっていて、5月のバンドクリニックの時に今回の

夜は名古屋駅付近で八木澤作品に縁のある方々を集めた三浦さんの主宰による懇親会。ですが、私たちは練習の関係で遅れての参加となってしまいました。三浦さんに代って宴会を仕切ってくださったのはNPO法人吹奏楽振興ネットワークの劉昌彦さん、参加者は蟹江中学校の辻井直行先生、暁中学校の佐藤貴子先生、左京山中学校の吉田祐介先生といった八木澤作品の演奏に関してベテランの先生方、そして名古屋ウィンドシンフォニーのコントラバス奏者である丹治清貴さん青山小枝さん、昨日もお会いしたサックス奏者の藤原愛子さん、先程までご一緒だったクラリネット奏者の深尾さん、オーボエ奏者の石田正さん、フルート奏者の日置智美さんといった豪華なプロのメンバー。そしてナゴヤ・サックス・フェスタで昨日お世話になった遠藤宏幸先生、先程まで一緒だったサックスの伊藤さん、

名古屋に到着し練習会場へ。到着すると遠藤先生の他、この企画の役員である堀江裕介さん、小森伸二さんと再会。彼らは

