やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for the ‘日記’

◎ 全国大会!

10月 17, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は第57回全日本吹奏楽コンクール大学部門の開催日。昨日の夜に福島のいわきから戻ったばかりでしたが、東北福祉大学吹奏楽部が委嘱作品【「ヘリングの朝」〜そして暗闇は光に満ちた…】を演奏してくれるので名古屋国際会議場へ朝一で向かいました。今回、行動を共にするのは小学校、中学校、高校と長い時間を過ごした親友の風間学くん。彼とは中学校の吹奏楽部を通してより深い信頼関係が生まれ今日に至っています。彼は音楽の仕事をしている訳ではありませんが、いつも相談に乗ってくれたり助けてくれたりする本当に大切な仲間なのです。そういった友人が出来たきっかけを創ってくれた中学校吹奏楽部の3年間は私にとって最高の 財産であり、私も現在の中学・高校生、もちろん大学生たちにも、そういった濃い仲間を創る時間を創ってほしいという願いを込めて作品を書いています。

20091017133100002009101716230000名古屋駅に到着するとお馴染みの名古屋ウィンドシンフォニー団長の三浦幸二さんと合流。3人で“いつもの”味噌カツセット定食を食べました。“いつもの”というのは、あのCD【ペルセウス】レコーディングの時に毎回食べいたのです。本当に美味しい!風間くんは初めてだったので大変喜んでいました。会場に到着すると既に演奏開始の5分前。何団体か聴いてロビーで歓談していると東北福祉大が演奏する課題曲Vの作曲者である江原大介さんと“八木澤さん?”“もしかしたら江原さん?”と全くの初対面でしたが出会い意気投合。そこにいつもお世話になっているオリタノボッタさんがいらっしゃって3人で記念撮影。そんな和やかな時間を過ごしながら東北福祉大の演奏を待っていました。

今回の東北福祉大の演奏は東北大会にも増して本当に素晴らしいものでした。こんなにも心を込めて演奏して頂き作曲者として本当に嬉しいですね。【ヘリングの朝】はこれまでの2年間の絵画シリーズではありません。学生さんと相談し彼らの専攻する“福祉”に関わりのある題材を探し、より情熱や想いを込めやすいものを選びました。そこで若くも亡くなったアーティスト、キース・ヘリングの人生をテーマにしたドラマティックな作風、八木澤ワールド全開の作品です。だからこそなのでしょうか。何よりも感動したのは私が想像していた以上の演奏解釈で“こんな表現方法があるのか!”と思えるほどのアプローチ。指揮者の松崎泰賢先生の音楽家としての情熱を感じるものであり、また実習などで本番まで全員が揃って練習できない環境にも関わらず心を一つにすることのできた学生さんたちの努力の賜物であると深く感銘を受けました。結果としては銀賞でしたが作曲家の中橋愛生さんやウインドアート出版の神長一康さんもその健闘ぶりを讃えていました。

200910172356000020091017235900002009101723410000今想い返せば東北福祉大との委嘱シリーズ第1作【「散歩、日傘をさす女性」— クロード・モネに寄せて】の全国大会(長野)の日は私は約2ヶ月に渡る40度を越える高熱との戦いの最中での応援。その時も風間くんと一緒でした。そして昨年の第2作【「優位な曲線」—ヴァシリー・カンディンスキーに寄せて】は【シンフォニック・エピソードI】初演の客演指揮の先約のため全国大会(大阪)には応援に駆けつけられず。今年は幸いにもインフルエンザにもかからず体調万全で聴かせて頂くことができました。そんなこともあり打上にも参加!作曲家の江原さんも東北福祉大の演奏を気に入ったようで、写真撮影から打上までご一緒してくれました。松崎先生と学生さんたちは課題曲と自由曲の作曲者と共に全国大会で打上げできることは、稀で貴重な機会だと本当に喜んでくれました。その後、江原さんと共に3次会までご一緒し既に深夜3時。その後は解散し風間くんと、大分から応援に駆けつけてくれたユーフォニァムの野口薫さんと3人で4時頃まで4次会。私は睡魔に襲われほとんど会話の内容を覚えていません。何かコンクールというよりも演奏会と思えるような楽しい1日でした。松崎先生、東北福祉大の皆さん、最高の演奏をありがとう!

◎ 加藤優さん結婚!

10月 12, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

20091012150400002009101216160000お世話になっている吹奏楽指導者兼トロンボーン奏者である加藤優さんがご結婚されるので飯田から朝一で神奈川県の平塚へ向かいました。加藤さんは私の作品集第1弾【死者の支配する国】でトロンボーンを演奏して頂いたり、指導されている高校で何度も作品を取り上げてくださっている方。恐らく関東で一番私の作品を演奏されている方ではないでしょうか。【マリンバ協奏曲】の初演指揮もして頂いています。作曲家の清水大輔くんの紹介でもともと出会ったのですが、清水くんは加藤さんの大学の後輩。そんなこともあり清水作品も初演したり多く取り上げられていることで加藤さんは有名です。清水くん夫妻、ウインドアート出版の神長一康さん、作曲家の坂井貴祐くん、高橋宏樹くんをはじめ多くの音楽家たち、市民バンドの方々、そして加藤さんが指揮をされている4つの高校の生徒さんなど恐らく150名くらいは挙式にいたのではないでしょうか。クラリネットの武島さん、トランペットの畠山さん、原さん、トロンボーンの秋さんなどコスモス・ウインド・アンサンブルのメンバーにも久しぶりに再会できたのも良かったです。

20091012185100002009101217510000挙式も披露宴もかなりゴージャスで凝っていて驚き。こんなに豪華な結婚式はなかなか体感することはできません!それにしても、こんなにも多くの方々が加藤さんをし祝福するために全国各地から集まった。彼の人望そのものだと痛感しました。花嫁ブーケが坂井くんに激突したのにはウケました(笑)。さすがは坂井くん!私は恐縮ながら披露宴で主賓の祝辞を任されました。 乾杯前の静まり返った緊張感のある空間でのスピーチ!とてもワクワク!心を込めて熱い言葉でお祝いを申し上げました!

2009101223470001清水くんたちと共に二次会、三次会と。三次会には吹奏楽指導者でありサクソフォーン奏者の福本信太郎先生も仕事を終えていらっしゃいました。福本先生も加藤さんの大学の後輩のようです。そして一旦、お開きになりましたが、清水くんに誘われ加藤さんと仕事仲間の高橋充さん、成瀬文さんと共に四次会。清水くんが優しい奥様のお迎えで帰ったので、最後は3名で五次会。昼間からかなりの量を呑んでいるし食べているのに、五次会でもワインを2本空けてしまいました…。人生で一番呑んだ日かもしれません…。それにしても本当にめでたい日でした。 加藤さん、おめでとう!

☆ ファンファール本番

10月 11, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

20091011155200002009101113250000昨夜はアンサンブル・ファンファールのメンバーと作曲家の阿部勇一先生と共に本番前にも関わらず深夜まで呑んだしまった…。朝起きるとあまりの寒さで風邪気味…。しかもまだお酒が残っている感じ…。幸いにもリハーサルは遅めの時間。ギリギリまでホテルでゴロゴロ。すると名古屋ウィンドシンフオニーの団長であり武蔵野音大の1つ上の先輩でもある三浦幸二さんが飯田に到着したと連絡あり。三浦さんはプロの奏者にも関わらす本当にフットワークが軽く勉強熱心でアマチュアの演奏会にも良く足を運ばれる。先日の広島福岡ツアーもそうですが本当にこの熱意には頭が下がる思いです。
軽くリハーサルをして本番前を待機していると私が音楽アドバイザーを務めている松本市民吹奏楽団の皆さんが会場に駆けつけてくれました。又、どんどんと各地域よりファンファールファンの方々が集合!そしてゲストかつ委嘱作品を書かれた阿部勇一先生も会場入り、そして何と来年の委嘱作品を担当する本年度の課題曲「16世紀のシャンソンによる変奏曲」でもお馴染みの諏訪雅彦先生もいらっしゃって本番前がにぎやかな雰囲気に。本番では3人の作曲家によるアドリブのトークショーもあり聴衆にかなりウケていた感じでした。演奏会も大成功!金管合奏体型によるベルリオーズの「幻想交響曲」は興味深いものでしたし、阿部先生の委嘱作品も難曲でしたがカッコイイ!とても楽しい時間を過ごせました。ロビーではアンサンブル・ファンファール創立10周年記念CD【誇り高き者達の輝かしい未来の為に】も発売されていて豪華でした!
image2029本番終了後は恒例の打上!明日はお世話になっている吹奏楽指導者である加藤優さんの結婚式に駆けつけなければならないため朝一のバス。あまり呑み過ぎないように心がけていましたが結局呑んでしまいました…。明日のバスの中(約4時間30分)が心配です…。ひさしぶりに、ゆかっち(尚美の卒業生)と、たまごにもお会いできたので記念撮影。

2009101200340000楽しい打上げの二次会では三浦さんがかなり酔っていました…。いつもの如く不思議な行動を取られていたので大学の後輩としてホテルに送る任務を担当。せっかくなので道端で暴走する三浦さんを撮影。何故か飛び跳ねたり陽気モード。真面目モードとのギャップが彼の魅力かもしれません!よほど演奏会と宴会が楽しかったようです。後程、確認すると全く記憶が無いようです…。ネタとしてブログに写真を掲載する許可を取りましたので、そのワンシーンをご紹介。完全に空中に浮いています。さすがは三浦さん!

★ 新宿より世界初演!

10月 10, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009101016490001今日は新宿文化センター開館30周年記念委嘱作品【オルガンと吹奏楽のための祝典ファファーレ】の世界初演。同時に昨年に引き続き新宿区を活動の拠点にする小・中学校、高校生から一般バンドに加え他地域のバンドも集まる吹奏楽の祭典「新宿ユース・ブラスフェスタ2009」の講評者も務めさせて頂きました。昨年同様に全日本吹奏楽連盟副理事長の塚田誠先生も講評者としていらしていて今回も貴重なお話がたくさん伺えました。

2009101014550000活気のある楽しい演奏が続いた後に石津成人先生の指揮、新宿文化センター専属オルガニストの高橋博子さんの独奏、新宿区吹奏楽団の熱演によって無事に委嘱作品は初演されました。前回の練習よりも更にパワーアップした感動的かつパワフルな演奏でした!ありがとうございます!それにしても高橋さんのオルガンは本当に素晴らしいです。独奏で弾かれたバッハには思わず魅了されてしまいました。パイブオルガンの響きは生で毎日聴きたいと思うほどハマります。終了後は残念ながら打上げは欠席…(涙)明日のアンサンブル・ファンファアールの定期演奏会客演指揮のためバスにて飯田に駆けつけなければなりません!バスで4時間半と飯田に着くのは23時頃の予定。幸いフェスティバルが早く終了したので予約したバスまで少し時間がある!30分コースで石津先生、高橋さん、何名かの団員さんと軽宴会!何とかお付き合いできて後悔せずに出発できましたぁ。

2009101023030000飯田に到着するとすぐにファンファアールの皆さんの前夜祭に合流!委嘱作品を担当された阿部勇一先生もいらっしゃったこともあり二次会、ホテルロビーでの三次会と本番前日にもかかわわらず深夜3時まで呑んでしまいました…。長い一日となりました。明日は起きれるかな?

☆ MInKU発見!

10月 07, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009100714300000尚美で管弦打楽器や吹奏楽を学んだ卒業生の中には「ピストルバルブ」など、あらゆる方面で活躍している人たちがいますが、本日は偶然フルートアンサンブル「MInKU」の皆さんにお会いしました。彼女たちは全員が尚美出身で本格的な活動を始めたのは1年前のようですが、第1回のリサイタルから客席が満席になるといった人気ぶり。尚美の体験入学でのパフォーマンスやサロンコンサートのような気軽に楽しめるイヴェントも行っているようです。本日は私のフルート四重奏曲【コロラトゥーラ】の練習をする予定だったということなので、せっかくなので少し聴かせて頂きました。実はリサイタルでも演奏するというご案内を頂いていたのですが私は先約で四国に行っていて聴けなかったのです…。本日は偶然にも念願が叶い聴かせて頂くことになった訳です。

090825とてもフレッシュで素敵な演奏!微妙なアゴーギグをそれぞれの呼吸を感じながらニュアンスを揃えていてとても良い雰囲気。メロディーラインを深くしっかりと歌い上げていて作品の特徴をバッチリ把握していました。 今後の活躍が本当に楽しみです!メンバー全員にお会いするのは本日初めてでしたが、皆さんそれぞれのキャラがあって良い感じです。次のリサイタルにはぜひ行ってみたいですね!公式ホームページではブログなど楽しく読むことができます。

◎ 千葉国体レコ!

10月 05, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

20091005161400002009100516440000本日は来年2010年に開催される【ゆめ半島千葉国体】の式典音楽のレコーディング。会場は市川市文化会館大ホールと私の自宅から約5分程度の場所。中学校の時から何度も使っていたホールですし何よりも【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】【March-Bou-Shu】【ザ・ウエスト・シンフォニー】といった多くの作品が初演されてきた馴染み深いホール。演奏は千葉県が誇る市立柏高等学校吹奏楽部、市立習志野高等学校吹奏楽部の選抜合同バンド111人。指揮は千葉県吹奏楽連盟理事長の新妻寛先生、千葉県警察音楽隊音楽監督の関根剛二先生、そして両高校の指揮者である石田修一先生、石津谷治法先生といった豪華な面名。エンジニアはワコーレコードの代表である西村和幸さん、ディレクターはウインドアート出版の神長一康さんといった作品集【ペルセウス】をレコード芸術〈特選盤〉に導いたゴールデンコンビ。私の任務は本日の収録を含む式典音楽の総合監督で、作曲家仲間である広瀬勇人さん、樽屋雅徳くんの素晴らしい編曲協力もあり心強い想いで収録を終えることができました。

20091005122300002009100517180000しかしながら両校は本日が初めての〈合同〉とは思えぬほど息の合ったバンド。これほどハイレベルなレコーディングができるとは想像の域を超えていました。式典使用曲の録音だけしか残らないのが勿体ないほど各先生方の指導ぶりは素晴らしく、この指導している状況をDVDにして世に出したほうが面白いのでは?と思えるほど濃い内容。 本当に面白いと思える時間でした。しかしながらこのレコーディングはあと2日間残っています。本日、録音した演奏に合唱隊の重ね取りをするのと千葉県警察音楽隊によるファンファーレの収録とまだまだ気は許せません。ですが初日が大成功で本当に良かったです。テレビ局の取材などで会場を行ったり来たり。良い運動にもなりる1日でした! 

20091005195800002009100519580001終了後は指揮をされた関根先生(私のトランペットの師匠でねあります)と神長さんと臨時の打上。美味しいお酒と懐石料理で祝杯をあげました。                                                 

◎ 東北福祉大へ激励!

9月 28, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009092820400000福島市内での仕事を終えると指導者の二階堂卓さんと再び合流。せっかく福島まで来ているので二階堂さんの車で仙台へ向かい全国大会の出場を控える東北福祉大学吹奏楽部の練習場へ激励に。音楽監督&指揮者である松崎泰賢先生との打合せで学生さんたちには内緒で私はサプライズ訪問をすることになっていました。ですが。。。サプライズ を受けたのは私の方でした!学生さんたちは私が訪れるのを以前から知っていたようで大きな紙へのメッセージと共にご挨拶が!心優しい福祉大の学生さんらしい演出!嬉しいですね!そして私も練習に加わり1時間ほど過ごしました。松崎先生はいつも以上にノリノリの様子と多くの笑顔で“いつもと松崎先生の様子が違う!”と全国大会前の緊張した空気がとても和んだ時間となりました。全国大会まであと半月ぐらい。なかなか全員揃っての合奏のできないバンドですが、きっと松崎先生と学生さんの心が一つになった演奏をして頂けると楽しみになりました。感動的な【ヘリングの朝】を期待します。

2009092819350000練習終了後は宴会!二階堂さんはもちろん教育芸術社の額賀さんも駆けつけてくださり深夜2時過ぎまで盛り上がりました。松崎先生とは今までの委嘱作品【散歩、日傘をさす女性】【優位の曲線】の話題から3年間の想い出話など色々なことを語り合いました。本当に音楽はもちろん人間的にも素晴らしい先生です。終了後は二階堂さん、額賀さんと3人でラーメン終止。心もお腹も満たされた1日でした。今回、福島〜仙台は2日間でしたが、もっと長い時間滞在していたのではないかと思えるほど多くの体験をした気がしました。

2009092912440000ちなみに二階堂さんとお昼に食べたランチもご紹介。お薦めの通り食べたら、かなりの量となりました…。食通の二階堂さんが薦める店にはハズレはありません!今回も美味しかったです!しかしながら今回も不健康メニューばかりとなりました。。。

■ 尚美体験入学▶福島へ!

9月 27, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は東京ミュージック&メディアアーツ尚美の体験入学。いつもと違うのは私の所属する管弦打楽器学科のものではなく【吹奏楽経験者のための作曲基礎講座】と称された作曲学科の企画するもの。すなわち吹奏楽をしていて作曲家を目指したいと思っている高校生たちを集めた講座となりました。高校生はもちろんのこと尚美を既に卒業された人たち、遠方からの参加など本当にたくさんいらして頂きお陰様で無事に終えることができました。個人的に何名かともお話しましたが意気込みと熱意が感じられ今後が楽しみといった感じでした!
2009092721180000さて、体験入学を終えると急いで福島県へ!翌日に仕事がある関係で前日入りです。せっかくなのでいつもお世話になっている指導者の二階堂さん、安藤さん、教育芸術社の中山さんたちと共に高級飯館牛の名所【えん】に行き宴会!お店の定休日だったようですが、二階堂さんのお力添えで私たちだけのために開店!前回は6月に行ったので3ヶ月ぶり。

20090927203900002009092720460000ハムや3枚のピザ、スペアリブを皆で食べた後、1人ずつメインディッシュ飯館牛が!散々食べたにも関わらず300gも食べてしまいましたぁ。そしてデザート(それぞれは写真をご参照ください)。

20090927215400002009092722200000ホテル付近に到着してもさすがにラーメン終止は不可能。中山さんと2時半頃までBARでワインやカクテルを呑んで本日は終了。

☆ 九州女子高!

9月 23, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009092314100000本日は九州女子高等学校吹奏楽部第15回定期演奏会。名古屋ウインドシンフォーニー団長の三浦幸二さん、ユーフォニァムの野口薫さんと共に会場であるアクロスへ向かいます。昨日のラーメンがまだお腹で存在感を主張。しかしながらお昼には不思議とお腹が空いてカツ丼と蕎麦のセットを。。。リハーサルも順調に終えたので後は私たちは演奏を見届けるしかありません。期待が膨らみます。

九州女子高の生徒さんたちは明るくて素直な印象。とても意欲的で可能性を秘めたバンドだと思います。しかしながら、来年からは学校名が変わるとのこと。今回で“九州女子高”という名前での最後の演奏会となります。そういった意味でも今日は彼女らにとっても卒業生、関係者にとっても重要な日となることは言うまでもありません。私にとってもデビュー当時、真っ先に作品と取り上げてくださった九州女子高。感慨深いものがあります。

2009092316230000演奏会は予想を遥かに上回る素晴らしいものとなりました。【セントルイスの風】や他のプログラムも良かったですが、特に【トロンボーン協奏曲】は奇跡的な名演になったと思います。第二楽章(ヴォカリーズ)では涙が込み上げてくるような温かい音色が色彩的に客席に届きました。ソリストの矢巻さん、指揮者の出口先生、バンドの一体感のある最高の熱演でした。作曲者として演奏会に立ち会えたことを嬉しく思います。

20090923195800002009092400320000終了後は学校へ戻りミーティング。私たちも全員ミーティングに駆けつけ会話し、生徒さんが帰るのを見届け本当の意味での演奏会終了を迎えました。打上の開始は21時半と遅くなりましたが深夜まで盛り上がりました!ラーメン終止も昨日の反省を生かして“替え玉”も無事にできましたぁ。広島〜福岡と本当に充実した楽しい時間を過ごせて頂きました。ありがとうございます!

○ 博多へ!

9月 22, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

20090922131900002009092213390000広島のホテルから福岡県の博多へ!またもやラーメンの名所!今回はデビュー当時からお世話になっている出口貴浩先生(大学の先輩)の顧問を務める九州女子高等学校吹奏楽部の定期演奏会ゲストとして訪れました。演奏会は明日ですがデ・ハスケから出版されたばかりの【トロンボーン協奏曲】を九州初演して頂けることもあり前日リハーサルからの立ち会い。客演には初演をされた大阪シンフォニカー交響楽団の矢巻正輝さんをお招きしての大企画! そして同吹奏楽部の創立100周年記念委嘱作品として書いた【「セントルイスの風」〜万国博覧会に向けた男の情熱とロマン】の完全版初演も同時に行われます。

お昼頃に学校に到着すると前日から既に練習に加わっていた矢巻さんと出口先生とで豪華な昼食!とても美味しく感激!【セントルイスの風】で生徒さんと初対面。今の3年生が1年生の時に初演されましたが、その時は当日の演奏を聴かせて頂いただけで直接練習に立ち会っていなかったので、お話するのは全員始めて。とても集中力のある雰囲気で指摘したことをすぐに修正できるバンドで意気込みを感じました。【トロンボーン協奏曲】の練習は矢巻さんと出口先生と私の3人でアイディアを出しながらの練習スタイル。矢巻さんは本当に丁寧な説明と演奏で生徒さんをどんどん引き付ていきました。驚くべきことに矢巻さんは練習から暗譜で演奏され、スコアも全て頭に入っているようで、どこでどのパートが何をやっているかを全て把握。小節番号での練習にもすぐ対応できるなど、かなりスコアリーディングされていることが判ります。ここまで作品を熟読して頂き嬉しいですね。昨日からご一緒している名古屋ウィンドシンフォニーの三浦幸二さん、ユーフォニァムの野口薫さん他、見学者も多く、矢巻さんの音楽に大変感銘を受けていることが伝わりました。明日は間違いなく大成功でしょう!

2009092221420000200909222145000020時頃からは前夜祭がスタート!唐津のイカをはじめ豪華な料理とお酒を頼みました。そして、最後は究極の長浜屋台ラーメン終止!何とあまりにも吞み過ぎ、食べ過ぎた関係で“替え玉”をする余裕が無くなっしまいました…。本日の反省点は明日は替え玉できる余裕を残すということですね。。。20090922212200002009092223400000