☆ シカゴ(第3日目)
The Midwest Clinic “The 2nd day”

今日はミッドウエスト・クリニックの2日となります。昼、夜と物理的に恐ろしく量の多い食事を食べているし油もの中心のためか身体が重い。たぶん一日4000〜5000カロリーは食べているはず。三浦さんは持ち帰った料理を一人で全部食べていることから5000カロリー以上になっているはず。会場が広いため一日2万歩以上は軽く歩いていますが、それでも消費できるカロリーではありません。。。しかしながら今日のお昼もハンバーガー。とても大きいです…。会場の2Fで作曲家の戸田顕先生と三浦さんとで3人で食べました。私と一緒に写っているのは台湾娘のアイビィーさん。アメリカに留学中ということで台湾クリニックのブースを手伝っていました。とてもノリが良く私が英語が話せないにも関わらず、もの凄い勢いで話しかけてくれましたぁ。アイビィーさんのお陰でかなり英語に慣れることができました。ありがとうございます。

午後はデ・ハスケ社のブースで作曲家の皆さんの新譜のスコアを見たり、視聴したり勉強する時間としました。写真は左から【シダス】で有名なT.ドス氏、私、【ノストラダムス】で有名なオーストリアの超人気作曲家のO.シュヴァルツ氏。両氏よりそれぞれ最も推薦の作品を教えて頂き、CDまでプレゼントして頂きました。私も作品集CD【ペルセウス】をプレゼント!ドス氏の幻想的でドラマチックな作風、シュヴァルツ氏のストーリー性のある音楽創りに多くの刺激を受けました。

夜はテーヌ商会の波川さんご夫妻、伊東さん、そして何とヤン・ヴァンデルロースト氏とP.スパーク氏と私の6人でディナー。シーフードレストランでの夢のような貴重な時間を過ごさせて頂きました。ヴァンデルロースト氏は私の作品集CD【シンフォニック・エピソードI】で【カンティレーナ】【シンフォニア】の指揮をしてくれていることもあり何度もお会いしています。来日も多いので日本語も上手に話されます。氏の推薦のワインと共に美味しい料理をたくさん食べましたぁ。写真は生カキとサーモンです。
ホテルに着くと22時過ぎ。三浦さんに連絡するとまだ食事をしていないとのこと(名刺を忘れてきた三浦さんは現地で名刺を作成していたようです)。ということでまたまた昨日と同じホテル近くのパブで神長さんご夫妻も誘って2次会。今回も気合いの入った量で食べきれず(私はビールのみのお付き合い)、三浦さんのお持ち帰り&朝食となりました。胃の様子が明らかにおかしい。。。

今回は1日ごとの日記とは違った番外編です。多くの作曲家にお会いしたり、いつもお世話になっている吹奏楽指導者の篠田雄一氏にご紹介、ご協力頂いた関係で写真がたくさん。ということで今回は3日間でお会いした作曲家の写真を一気に紹介したいと思います。まず私と一緒に写っている作曲家。私が中学一年生の時に吹奏楽部に入って一番最初に演奏した作品の作曲家。J.スウェアリンジェン氏です。感動ですね。吹奏楽をやっている人で演奏したことが無いということはありえないほど有名ですね。本当にお会いできるとは思っていませんでした。優しさに満ちたオーラが出ていました。

上記は左からD.ホルジンガー氏。高校生の時に【春になって、王たちが戦いに出るに及んで】を毎日のように聴いていました。中央はJ.バーンズ氏。【交響曲】もコンクールなどでお馴染みですが私にとっては中学の時に演奏した【アルヴァマー序曲】が最も印象的です。右がP.スパーク氏。5月以来の再会でしたが覚えていてくださいました。【ドラゴンの年】や【オリエント急行】は大好きです。

上記は左から【アルプスの詩】【ブルー・ホライズン】でお馴染みのF.チェザリーニ氏、私の大好きな【指輪物語】のヨハン・デ=メイ氏、デ・ハスケを筆頭する誰もが知っているヤン・ヴァンデルロースト氏。

上記は左から【シダス】【アトランティス】でお馴染みのT.ドス氏、オーストリアの映画、放送界の人気作曲家であり【ノストラダムス】の作曲者であるO.シュヴァルツ氏、作曲家であり元デ・ハスケグループ社長であったヤン・デハーン氏。

上記は左からJ.カーナウ氏、ヤコブ・デハーン氏、T.マー氏。マー氏は来年は来日されるようです。






通訳をしてくださったのは昼食のハンバーガーを食べ終わったブレーン社長令嬢の明希さん。とても英語が堪能で尊敬します。日本であまり演奏されない



荷物も無事に受取りタクシー乗り場へ。約30分で

ホテルに向かうと神長さんご夫妻と再び合流し2次会ということでホテルの隣にあるパブ(こちらで言う居酒屋)に行きました。3品しか頼んでいないのに量の壮大さに圧倒されました。4人でも3割くらいしか食べられず(ちなみに隣のテーブルの方は普通に私たちが頼んだもの以上を食べていました…)残りは三浦さんがホテルに持ち帰り朝食としたようです。3次会は身の危険を感じたのでホテル内のバーで三浦さんと2人でワインを。神長さんは恐いから部屋に帰る、と言って戻って行きました。日付は変わらなくても実際は2日経っている不思議な状況を感じながらも長い1日を終えました。
遂にシカゴ出発の日となりました。初めてのアメリカへの旅。そして1人での旅の不安と期待を持ちながらも成田空港へ向かいます。昨年のイタリア取材旅行でも感じましたが、やはり成田空港は独特な雰囲気。日本全国の空港を頻繁に利用する私ですが、ここの独特な雰囲気にはなかなか慣れません。余裕を持って出発の3時間以上前に着いたので、スムーズにチェックインできると思いましたが、私の持っているチケットがペーパーチケットというタイプだったようで、自動チエックインができずカウンターの方はとても面倒な雰囲気でした。シカゴの空港でもこんなに大変な感じですか?と、英語の苦手な私はすぐに質問!すると、色々と聴かれると思うので恐らく時間がかかります、との対応。この場では帰りのことは解決できないようなので1つ課題を残したままの出発となってしまいました…。時間がまだ2時間あったので、空港のラウンジで休憩。他の日本の空港のラウンジと違ったことはビールも無料で呑めたこと。これは利用すべきですね!そんな時、ニューヨークのホテルにチエックインしたという名古屋ウィンドシンフォニーの三浦幸二さんよりメール到着。ホテルは現地で探したとのことでしたが無事に見つかったとのこと。さすが一流のサバイバル感覚を持ち合わせた三浦さん!明日、というか時間が戻るので本日シカゴのホテルで合流することになりました。ウインドアート出版の神長さんも同日の朝にシカゴに入っているので合流予定。
さて、セキュリティー、出国手続きを済ませ飛行機の搭乗口へ。ユナイテッド航空だからなのか日本人が周りに見当たりません…。とにかく満席の様子で混んでいました。既に外国にいるような不思議な感じでした。機内はエコノミークラスでしたが、そんなに狭い印象はなく基本的には快適。食事の質は全く期待していませんでしたが、以外と美味しくビールやワインのつまみに調度良かったです。入国審査もあるし、ちょっと英語の勉強をしようかなと電子辞書を開いた時、悲しくなりました。私の席のライトが壊れて点灯しないのです…。苦情を言うと“ソーリィ!”と笑顔で言われただけ…。勉強はするな!という運命と覚悟しビールやワインを呑みまくりましたぁ。
しばらくして夜食として【きつねラーメン】というのが登場!うどん、じゃないんですねぇ。仙台で
本日の定期演奏会第2日目において4年生は引退となります。今年の4年生は
第2部の音楽監督の松崎先生の指揮による委嘱作品【ヘリングの朝】はコンクールメンバーだけではなく、全ての部員での演奏。全国大会の時とは違った新たなるアプローチの加わった渾身の音楽創り。過去最大級の松崎先生の熱い指揮は学生さんたちだけではなく聴衆も釘付けになりました。風間くんも“聴きに来て良かった”と、涙を浮かべながら聴いていました。 松崎先生とはこの3年間で人間関係が深まったことで、良い意味で遠慮なく音楽について話せるようになりました。松崎先生も私にはっきりご意見をおっしゃてくれますし、私も仙台フィルハーモニー管弦楽団といったプロの音楽家である松崎先生と知りながらも、失礼で生意気ながら、特に解釈や表現方法では、はっきり気持ちをお伝えできるような関係になりました。楽譜上のみのお付き合いに止まらず、私の気持ちをご理解頂いて音楽創りをされたからなのでしょうか。特に今回は楽譜に書ききれない、微妙なニュァンスまで読み取ってくださる熱演でした。私以上に作品を理解してくださっていると強く思いました。恐らく私が指揮をしても、ああいった演奏はできないでしょう。松崎先生、学生の皆さん、心温まる演奏をありがとうございました。






終了後は松崎先生と3年生の幹部との軽い打上!だったはずが、かなり遅くまで呑みました。親友である風間学くんも東京から明日の演奏会の応援に駆けつけてくれたり、武蔵野音大の同期である小野慎也くんもご多忙のところ仕事を終えて途中から宴会に顔を出してくれました。松崎先生と風間くんと3人で15分くらいで食べた牛タンとビールが効いたのか、かなり後半は酔って記憶が無いです。しかもシカゴの準備のため徹夜での参加だったので…。そんな私を学生さんは温かい笑顔で見守ってくれました。さすがは福祉の心です。深夜1時過ぎ頃より松崎先生と二階堂さんと風間くんと4人で3次会。私は既にほぼ寝ていたようですが、二階堂さんによると私は寝ながらも牛タンを食べていたそうです。皿の8割を1人で食べたようですが全く記憶が無いです…。眠気のためラーメン終止ならず…。
昨日と今日は2日連続で尚美へ。今日は通常の授業ですが、昨日は尚美の委嘱作品として手がけた【サクソフォーン小協奏曲】の練習。親しくさせて頂いているサクソフォーン奏者の中村均一先生(以前に別の仕事でご一緒した時の写真)と一年生バンドによって1月24日(日)に王子にある北とぴあ、で世界初演となります。このイヴェントは毎年恒例の


さて、ウインドアート出版はプロモーション用に新しいCDを制作(海外限定非売品)。画像のCDがその実物ですが、これは国内では入手不能ですが内容はかなり充実。

