☆ ミッドウエスト・クリニック!(シカゴ4日目)

昨日はあまりの楽しさに遅くまで呑んでしまいました…。昨日、シャトルバスのパスを入手したクラリネット奏者の三浦幸二さんと共にミッドウエスト・クリニックの会場へ出発!午前中は昨日、初対面であったニューヨークのホフストラ大学の指揮者であるピーター・ボンシャフト氏と打合せ。通訳無しで自力で打合せをするものの、やはり通常会話のコミュニケーションとは違い一苦労…。とりあえず作品の納期、編成、学生さんの雰囲気などを伺うことに成功。そして同大学に通うボンシャフト氏の娘さんがこのポンペイ遺跡をテーマとする委嘱作品の演奏を最後に卒業すること、初演を5月に予定することなどが明らかになりました。 娘さんはホルン奏者で【マチュピチュ】【ナスカ】が大好きであるとのこと、ホルンの活躍する曲にしますと伝えると照れくさそうに喜んでくれました。その後は三浦さんとランチタイム!

午後は昨日、あまりの広さに周りきれなかったブースをチェック。もちろんデ・ハスケのブースには今日も顔を出してヨーロッパの作曲家の皆さんとコミュニケーションを。このブース全体の中で一番目立っているのは、やはりアメリカの大手出版社であるハル・レオナード社。デ・ハスケ社と提携していることもあり私も自動的に関わりを持つことになります。

ブレーン・ミュージックのフロリダ支社であるブラヴォ・ミュージック。何故ブレーンの名前にしないのかと疑問に思う方もいると思いますが、事情を聞くとブレーンは“脳”を意味する発音に聴こえて印象が悪いので、、、との回答。 アメリカ向けに出版された【輝きの海へ】【プリマヴェーラ】の楽譜を発見!【マチュピチュ】のスコアは既に全て売り切れ。目の前で【ナスカ】も売れて行く、社員ではありませんが…、大至急、楽譜の追加発注を要請しました。

またブース巡りをしていると作曲家のデビット・ホルジンガー氏(代表作:春になって王たちが戦いに出るに及んで)と目が合いました。昨年チラッとご挨拶しただけなので覚えていないと思い、軽く会釈で通り過ぎようとしたところ、昨年あったねぇ、といったご機嫌な表情でお声をかけてくださいました。覚えてくださっているのですか?作曲家の八木澤です、と言うと、君の作品は知っているよ、と。CDを何枚も持っている大好きな作曲家に覚えて頂ける何んて光栄です。そして作曲家のティモシー・マー氏(代表作:エンデュランス)も再会出来ました。

そして今回初めてお会いすることになる作曲家のロバート・スミス氏(代表作:海の男たちの歌、インチョン)。私がデビューした時代に日本で最も注目されていた作曲家だったので、当時はよく作品を聴き、スコアを見て勉強させて頂いていました。お会い出来て本当に嬉しい!そして自己紹介をすると「私の娘があなたの作品を演奏したことがあるので知っていますよ」と、耳を疑うぐらい驚く言葉を。思わず三浦さんに、私の聞き違いか確認してしまったほどです。本当に感激です!そして、今度は吹奏楽指導者の小澤俊朗先生にもお会いすることが出来ました。日本にいてもご多忙な小澤先生とお会い出来るのは響宴の時ぐらい。この機会に写真を撮らせて頂きました。

夕食はウインドアート出版の神長一康さんと合流。神長さんはこのシカゴにおいてもメールを確認し日本からの発注や問合せを日中はずっとチェックしていたとのこと。さすが現場の立場を考えて対応することで定評のあるウインドアート。食事をした後にホテルへ戻るとデ・ハスケ社長を初めとするスタッフの皆さんと偶然入口で再会。神長さんは力強く握手を交わし更なる世界進出の意志表示!?をしました。神長さんは部屋に戻るとのことなので三浦さんとホテルの空きスペース(写真)で今回見聞したことを整理し少しばかり中間反省会を。昨年と今年の感触は明らかに違う、手応えもありますが、何か私達に欠けているものがある気がします。もちろん音楽的にまだまだ未熟であるということを除いても、何か引っかかる。私達自身もそうですが音楽以前に他の外国人と日本人が何か違う気がしてなりません。習慣という訳ではなく。

三浦さんと色々今後のことも含め話していると喉が渇いたということになりホテル内のBARへ!すると今日も多くの人々が!昨日お会いしたアメリカのカンザス州にある高校の先生方と再会。既に酔っている先生方は「マチュピチュは知っているだろう?彼が作曲者だよ!」と得意げに周囲の方々に私を紹介してくれます。立食パーティー状態で居心地の悪い心細い状況だったので、色々な方をご紹介して頂けて本当にラッキーでした!しかしながら彼らのお酒のペースにはついて行けず…深夜2時過ぎに私達は失礼しました。こんなところでも私達の未熟さ?が浮き彫りになりました…。




私は今回、オランダのデ・ハスケ社の関係者ということで会場入りしているので、まずはブースを尋ねご挨拶を。すると1年ぶりに作曲家の


又、2年前より委嘱を頂いていたニューヨークのホフストラ大学の指揮者である


夜はパーティーに出席。吹奏楽評論家としても名高い秋山紀夫先生よりアジアの指揮者をご紹介して頂いたり、様々な国の方と出会ったり。このパーティーではウインドアート出版の神長一康さんとも合流。神長さんは本日夕方にシカゴ到着でした。神長さんはアジア方面の方々と、三浦さんと私はヨーロッパ、アメリカ方面の方々という雰囲気でお酒と共に楽しい時間を過ごしました。何より嬉しいのが
ヒルトンホテルに戻るとホテル内のBARにバンドディレクターの楊鴻泰先生、トランペット奏者の奥山泰三先生がいらっしゃるということで三浦さんと共に合流(神長さんは部屋でお休み)。ここでもアメリカ方面のバンドディレクターとの新たな出会いが!楊先生、奥山先生からも貴重なお話が伺うことが出来てとても楽しく実りある1日となりました。ミッドウエストは楽し過ぎます!
シカゴのホテルで目を覚ます。午前中は自分の部屋でゆっくりし午後よりクラリネット奏者の三浦幸二さんとホテルロビーで待合せを。三浦さんを待っているとデ・ハスケ社のエリック•コロンバ氏と偶然お会い出来て直接、明日から開始されるミッドウエスト・クリニックの参加証を頂くことに!昨年はデ・ハスケとしか記載されていませんでしたが、今年は企業拡大しアメリカの一流出版社のハル・レオナード社の傘下に入ったことを意味するように両社の名前が記されています。これがあると参加費が免除されるので重要アイテムです!


三浦さんと共に散歩しながらダウンタウンへ。その前に昨年、テーヌ商会の波川豊志社長に教えて頂いたドイツ料理のレストランへ!昼間からドイツビールと共にたくさん食べてしまいました…。美味し過ぎます!


ダウンタウンへ到着するとショッピング!三浦さんはこのマイナス気温世界にも関わらずコートを持って来ていなく様々なブランドショップで良きコートを探します。遂に日本では珍しいタイプのコートを見つけ出し購入!シカゴへの航空チケット往復費用ほどするコートを迷わず即決で購入する気前の良さはさすが!近年のご活躍が目に見えて伺えます。店員さんもご機嫌で何とビールまで出て来ました!記念に店員さんと写真を!私達はすっかり明日からの任務を忘れ観光モード…。










夜は何とか無事に辿り着いた三浦さんと共に、バンドディレクターの楊鴻泰先生、トランペット奏者の奥山泰三先生を中心とするメンバーと軽く呑み、その後、三浦さんと二人で深夜まで食べまくりでした。その後、深夜のシカゴを散歩しながらホテルへ向かいました。昨年は暗くすれ違う人が皆んな恐そうに見えたシカゴの街が今年は明るく穏やかに見える。精神的な余裕で印象がこんなに違うのかと新しい発見。とは言え危険も多々潜んでいることは間違いないので油断は禁物です。





18時過ぎからは委嘱元であるOBの皆さんとの打上げ。焼肉屋でかなり食べ過ぎました…。意外にも以前お会いしたことのある方や一般バンドなどで楽器を続けていらっしゃる方も多く楽しい時間を過ごさせて頂きました。そして中座し19時過ぎからは現役学生さんたちの打上げに合流。積極的な意欲ある学生さんも多く色々なお話をしました。その後、卒業生と再度合流したり現役の2次会など駅と七日町(ホール付近)を行ったり来たりと生まれて初めての往復宴会を体験。
最終的には深夜1時よりBARにて卒業生選抜メンバーと盃を交わしホテルへ。山形は寒かった、しかしシカゴはもっと寒い。気温のリハーサルも行え楽しい1日を過ごすことが出来ました。山形は食べ物が美味しい、ついつい食べ過ぎてしまいました…。

その後、卒業生の皆様と松崎先生も含め前祝い。同窓会委嘱作品として現役の学生さんたちへ贈った作品がいよいよ明日初演になることもあり、岩井先生も期待を膨らませいつも以上に熱いトーク。松崎先生もせっかく東北で頑張っている学生さんが近くにいるのだから今後は山形大も福祉大も交流が持てればといった内容から、お互いの現状や苦労話などで会話が弾みました。写真は岩井先生と卒業生のフミさん。フミさんは元団長で現役時代に
眠気もありホテルに帰ろうかと思いましたが、来週の東北福祉大の定期演奏会は先約のシカゴ滞在中のため残念ながら伺えません、、、そこで松崎先生と来週の分として2人でBARへ行きました。先日の福岡工業大学吹奏楽団とのジョイントコンサートのことやCD
“ところで私に何のご用事が?”といった失礼ながら本音の質問からさせて頂きました。実は本日の内容や目的はこの時点まで誰も知らなく、この質問によってようやく事情が明らかになっていきました。ウイリアムさんはカルフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles) 、そうUCLAと略して呼ばれる超一流大学の博士課程に在籍され、同大学のバンドの指揮、指導、そしてマーチングの指導でアメリカを拠点に活躍されている方。彼は



羽田空港に到着してバスで柏へ向かい同大学指揮者を務める金田耕一先生と合流。そして大学へ向かい練習開始!金田先生の判りやすい説明もあり学生さんたちはすぐに演奏へ反映させます。参考音源の存在しない手探りの楽譜をどんどん形にしていきます。他のパートが指摘されている時もスコアを各自でチェックして2度同じことを指摘されないように「考える練習」を日頃からしていることが伺えます。練習時間が限られていたこともあり私はポイントのみのお話のみにさせて頂きましたが、あと1ヶ月弱で金田先生の手際の良いご指導のもと、みるみる音楽として仕上がっていくことが感じられる時間となりました。終了後は金田先生と学生さんの何名かでディナー。金田先生の人柄は学生さんたちに大人気のようです。信頼関係から生まれる世界初演は12月26日(日)。詳細は